EIDAI(永大産業) EP-1620用戸車

 

開き戸1枚につき戸車2個必要です。出品価格は車輪1個分(取付ねじ含む)です。

 

車輪の断面形状は丸形となります。元の車輪はY型です。違いは扉が閉まる直前に車輪が若干乗り上げて定位置にはまり込む機能の有無だけです。

 

新旧比較。車輪が摩耗して段差が大きくなっていくと写真のように割れます。

 

開き戸自体はこんな感じです。上部や全体にすりガラスが入っているものもあります。どの仕様もとにかく重いのが特徴です。

 

EIDAIのステッカーが貼られています。

 

戸車自体はこんな感じ。プラスチックカバーの上部にマイナスドライバーを入れてこねると簡単に外れます。

 

カバーを外したところ。上下や左右の調整ねじではなく最上部のねじを1本外すと戸車を外すことができます。

 

戸車を外した状態。

 

写真のように摩耗して割れています。車輪はカシメてあるので本来はこのユニットごとの交換になります。

 

EP-1620は廃盤となっています。TDB-S10Bが互換品として販売されています(2018年12月現在)。しかしユニット1個当たり2,000円オーバーで開き戸1枚当たり2個必要で送料など含めると5,000円ほど掛かります。しかも現行品はプラスチック製で貧弱そうです。

 

そこで車輪だけを交換します。カシメてある部分を8mmのドリルで削ります。

 

軸をハンマーとプラスドライバーなどで打ち抜きます。

 

こんな感じ。

 

分解完了。分解が不安な方はご相談ください。

 

新しい車輪を取り付けます。付属のワッシャーの光沢面(丸みを帯びた面)を車輪側にして取り付けます。

 

付属のねじとナットで締め付けて交換完了。一度加工しておくと次からはねじを緩めて車輪だけ交換したらOKなので楽です。ねじ類は全てステンレス製で強度も問題ありません。

 

 

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ご検討ください。

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